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会社の同僚に結婚式・披露宴スピーチを依頼された!
結婚式には、会社の社長や上司のスピーチの他に同僚や友人のスピーチも用意されています。
お二人の人柄を知る良い機会になります。いまさら。。。と思うかもしれませんが先方の家の親戚の方には相手側の人柄はよく分かりません。それを知ってもらうためにも、同僚、友人のスピーチは大事なんですね。
なので、新郎新婦の幼い頃、学生時代、会社での様子を失敗談や武勇伝などのエピソードをもとに披露することが大事です。そして、どんなに大きい失敗であっても愛のあるフォローを必ずいれること!本人の良い人柄をわかってもらう方向で話をまとめましょう。
いきなり披露宴の同僚スピーチを依頼された
いきなり当日スピーチ担当になるときもあります。そんなことはまずありえない!と思いでしょうが可能性的には10%以上の確率であると思ったほうがいいですね。どんなときにそういうことになるかというと・・・
- 本来のスピーチ担当者の日程の都合が悪くなった時(身近に突然の不幸があったときなど)
- 体調不良(インフルエンザの時は他の人との接触を避けなければなりません)
- 交通事情・交通機関の遅延
- 天候不良・天災など
こんなとき、あなたにスピーチが回ってくることがあります!社長や上司のスピーチであれば、仕方ないで済まされるかもしれませんが、同僚や友人の場合はそうはいきません。列席者に該当する方がいれば声をかけるのが常識です。
いきなりだと困りますよね。特に出だし、つかみの部分が難しい!このページでは、そんな時でも大丈夫なようにいつでも話題として成立するスピーチネタを提供していますので、本人のエピソードの前または後に付け加えてみてください。とても臨時のスピーチとは思えないくらい感心されると思います。
それと結婚式・披露宴のスピーチではNGワードもあります。前もって考えたスピーチ内容ではないので、知らず知らずのうちに使ってしまうかもしれません。でも、大丈夫!ココではそんなNGワードについても解説していますので、是非、参考にしてください。
披露宴スピーチで言ってはいけないネタ・ワード
おめでたい結婚式や披露宴でのスピーチでは使ってはいけないNGワードというものが存在します。知らずに言ってしまうと悪気がなくても良識者の方々からは嫌な顔をされます。恥をかかないためにもスピーチNGワードは勉強しておこう!
絶対に使ってはいけないスピーチNGワード
- 割れる
- 離れる
- 別れる
- 切れる
- このほか(終わる、枯れる、死、滅びる、倒れるなど)
以上のワードは分かってはいるけどスピーチしてしまうことがあります。割れるというワードはスピーチで厳禁ですが、どんな時にポロッと出てしまうんでしょうか?
「単語」と「文章」の違い
単語ではわかっていてもうっかり文章の中に入れてしまうことがあります。ここではその例を取り上げてみます。
- その時は、黙っていたのですが、後でその人と別れてから大笑いしました。(よくあるお笑いのエピソードです)
- 余興で手品やゲームで「トランプを切る」
- この後ケーキを二人で割る(切る)のが二人の最初の共同作業です!(うっかり・・・)
実際の例文を見れば、「なるほど」と思って頭に文章やエピソードが残ります。そうすると実際のスピーチでもNGワードに近づくエピソードや話題を事前に排除するようになり、使わなくなります。
アドリブ派の方は注意です!結婚式はよく出席しているから大丈夫!という方がココゾッという時に大失敗を起こしたりします。あとエピソードでは、下ネタは論外ですが、お二人の過去の恋愛エピソードもNGです。聞きたくなかった、聞かなかったらよかったと思われます。
冠婚葬祭でのスピーチは必ず前もって練習しましょう。そして覚えていても必ず原稿メモをポケットに入れておくこと。持っておくだけで安心感がうまれます。
その日を知って披露宴スピーチに活かす!使える縁起の良い例文!
その日が何の日かを冷静に考えてみる。
結婚式が行われる日は、おおむね縁起の良い開運日が選ばれています。
結婚式場の日程で人気なのが土日祝日の「大安」です。次が仏滅でない土日祝日。平日の大安は参加できない人が多くなるため敬遠されます。
つまり、結婚式の大半は土日祝日に集中するということになります。
結婚式が「大安」であれば、スピーチもスムーズに進みますね。「本日は大安ということでお日柄も良く・・・。」
では、それ以外の日は、スピーチに使えないのでしょうか?
実は日本には大安以外にも縁起の良い日がたくさんあります。というか、毎日が縁起の良い日と言っても過言ではありません。
例文では「本日はお招きいただき・・・」「只今ご紹介いただきました・・・」などの定型文は省いていますので適時付け加えてお使いください。
披露宴スピーチ 四季の例文
季節ごとに季語や時節ネタを適時入れていくことで話しやすく年配者にも効きやすいスピーチが出来上がっていきます。
春
■温かい日差しが気持ち良い季節です。一雨ごとに温かさが増していく今日この頃ですが、このお二人の笑顔も素敵で会うたびに心が温かくなります。
■最近は春といっても暑い日があります。これもお二人の結婚のせいでしょうか。お二人のアツイ間柄を自然も祝福しているのかもしれませんね。
夏
■暑い日が続きますが、お二人のせいでここはもっと熱くなっております。熱い季節に熱々の夫婦が誕生しました。皆さん今日の暑さを一生忘れないと思います♪
■目の前に仲良さそうな新郎新婦がいらっしゃいます。おめでとうございます!連日、最高気温のニュースが話題になっていますが、今夜のニュースで、この結婚式場が最高気温であるとニュースにならないか心配です。
秋
■仲秋の季節ですが、名月の美しさにも勝るとも劣らない新婦の○○さん。月も遠慮して今宵は半月のようです。
■もう、紅葉の美しい秋ですが、お二人の結婚生活は飽きのこない夫婦円満な毎日を送ってほしいと思います。
冬
■寒い季節ですが、ココだけは新郎新婦がいるおかげで温かく過ごせています。冷え性の方や御帰りが寒い方は是非、新郎新婦のそばに寄ってお話をされてください。きっと心の芯から暖まると思います。
その季節をあらわす言葉
- 1月・・・新春、初春、大寒、雪、試験
- 2月・・・厳寒、節分、立春、つぼみ、バレンタインデー
- 3月・・・梅、桜、花見、春分、三寒四温、卒業、お彼岸
- 4月・・・桜、花見、ゴールデンウィーク、入社、入学、真新しい、恋
- 5月・・・鯉のぼり、子供の日、ゴールデンウィーク、新緑、母の日、立夏
- 6月・・・紫陽花、梅雨、雨、かたつむり、衣替え
- 7月・・・猛暑、盛夏、海開き、花火、海の日、暑い、海、プール、夏休み、夏祭り、避暑地
- 8月・・・猛暑、残暑、酷暑、山の日、高校野球、暑い、海、プール、夏休み、帰省、お盆、夏祭り、蝉
- 9月・・・立秋、残暑、敬老の日、秋晴れ、虫の音、こおろぎ、秋祭り、お彼岸
- 10月・・・体育の日、秋祭り、読書、名月、山の幸、仲秋、衣替え
- 11月・・・こたつ、小春日和、木枯らし、深秋、晩秋、立冬
- 12月・・・雪、クリスマス、帰省、正月飾り、大晦日、冬、師走、初冬、年の瀬
これらの言葉を織り交ぜると、使わないときと比べてスピーチのグレードが上がります!
六曜をスピーチに活かす
大安が属するのが「六曜」です。基本的に6日ごとに巡ってきます。「大安」の次に結婚式に良い日取りとされているのが「友引」です。
本来は「勝負つかずの日」(共引き)とされていますが、今ではお祝い事をおすそ分けできる日として結婚式でも人気です。
■本日は「大安」ということで結婚式を行うには最上の日となっています。大安は「大いに安し」という意味があり、何事においても吉、成功しないことはない日とされています。これでお二人の明るい未来が約束されたようなものです・・・。
■今日は「友引」ということをご存知でしょうか?慶事のおすそわけに最適の日です。お二人の幸せそうな顔を見ているだけで私たちも幸せな気分になります。わざわざこの日を選んでいただいたご両家にも感謝しなければと思います・・・。
九星をスピーチに活かす
九星気学に基づく九つの運勢を表します。例外がありますが基本的に九日ごとに巡ってきます。お二人の生まれ年からそれぞれの九星を調べておくと、深いスピーチができるかもしれません。とくに当日の「九星」とお二人どちらかの「九星」が重なった場合は「ご縁」を感じますね。
一白水星
■今日〇月〇日は九星でいうと一白水星になります。一白水星は、九星で最初の星ということで始まりを意味します。今日という日にピッタリの吉日ではないでしょうか。これから幸せの道を歩み始めるお二人にお似合いの吉日です。
二黒土星
■今日〇月〇日は九星でいうと二黒土星という日になります。この日は手抜きをせず、物事を実直に進めていくことで「幸」訪れる日とされています。これからのお二人の未来を明示するかのような吉日です。今日から新郎新婦は互いに手を取りあって新しい人生を作っていくことになります。
三碧木星
■今日〇月〇日は九星でいうと三碧木星になります。この三碧木星という日の意味は「木としてはまだ若くこれから成長する木を表す」されています。正に今日の〇〇君と〇〇さんを表現するような吉日です。まだまだ若いお二人ですが、きっとお互いに助け合って夫婦という大樹に育て行くと思います。
四緑木星
■今日〇月〇日は九星でいうと四緑木星という日になります。四緑木星は「社交性を活かして様々な縁をつかむことで道が開けていく日」といわれています。今日の結婚式の大勢の列席者を見て分かる通り、お二人はたくさんの良いご縁をお持ちです。これからもこのご縁を末永く大事にしていってほしいと思います。
五黄土星
■今日〇月〇日は九星でいうと五黄土星になります。五黄土星は九星の中心に位置し、他の8つ星を支配する強力な星巡りとされている強運の日です。今日という日に結婚式を決めたお二人は、まさに強運の新郎新婦と言えます。これからもあらゆる場面でこの強運を活かして幸せな結婚生活をおくってほしいと思います。
六白金星
■今日〇月〇日は九星でいうと六白金星になります。六白金星という日は、最後まで自分の意志を貫くことで金運を招く日とされています。金の星といわれるだけあって今日はお金に縁があるようです。最後まで結婚生活を貫く意思が豊かな生活を送れそうなので、是非、今日の誓いを永遠に貫いていってください。
七赤金星
■今日〇月〇日は九星でいうと七赤金星になります。この日が意味するものは、喜び、弁舌、金銭、祝賀会、結婚式などがあります。九星に中でも結婚式に一番最適な日です。1年365日ある中でこんな吉日を選んだお二人には「強運」をお持ちだと思います。是非、その強運をこれからの結婚生活にいかして頑張ってください。
八白土星
■今日〇月〇日は九星でいうと八白土星という日になります。八白土星は「土」の星。土は、土台、地盤、基盤、大地を表します。これから結婚生活が始まるお二人にとってまさに今日が基盤、地盤が出来上がった日として刻まれます。
九紫火星
■今日〇月〇日は九星でいうと九紫火星になります。九紫火星は華やかな雰囲気を持ち美男美女、頭脳明晰の星といわれています。新郎新婦が今、照れておりますが、お二人の九星を調べたら九紫火星ではありませんでした!新婦の○○君は・・・・。
干支をスピーチに活かす
十二支です。年の干支が有名ですが月、日でも干支が割り当てられています。基本的に12日で一巡します。
ここでは結婚式に最適な注目の干支を挙げてみます。
寅の日・・・お日柄の良い今日ですが、実は今日は干支でいうと「寅の日」にあたります。虎は子煩悩で風水画などでも夫婦虎が有名です。仲の良さを表し家庭円満を象徴する虎。今日という日にピッタリの干支でございます。
辰の日・・・今日は「辰の日」です。ご存知だと思いますが辰は龍のことです。昇龍など縁起の良い画などでもよく見かけます。龍は勢いがあり運気隆盛をあらわします。お二人の門出を祝うにはピッタリの「辰の日」です。
吉日をスピーチに活かす
吉日というと「大安」が有名ですが、その他にも結婚式に最適な吉日があります。なかには大安よりも格上の吉日が存在するんです。もしそんな日が結婚式の当日であったならば、これをネタにしない手はないですね。
一粒万倍日
■今日は、一粒万倍日という日であることをご存知でしょうか?一粒万倍日は「一握りのモミが将来何万倍にもなって実って返ってくる様」を表しています。最近では宝くじ売り場でも見かけることができます。結婚式や入籍にも最適な日とされています。今の幸せが将来、もっと大きな幸せになるという意味ですね。お二人の今の幸せは始まったばかり、まだまだ小さいですが、これからもっともっと大きくなる・・・。
天赦日
■本日は、大安ではないのですが、天赦日(てんしゃび・てんしゃにち)という吉日です。実際、天赦日というを耳にしたことはございますでしょうか。あまり聞いたとことがないと思うのですが。。。それもそのはずで、天赦日は年に数回しかない貴重な吉日なんです。
しかもその幸運度は大安よりも上で最上の吉日とされています。年に数回しかないこの大吉日に結婚式が当てはまるなんて、とっても素晴らしいお二人です。この日はすべての罪を天が許す日といわれています。いいかえれば天が認めたお二人とも言えます!
おめでとうございます!