朝礼のネタがない!
「本、読めばいいじゃん!」ってよく言われるけど、本を読むのは苦手!すぐに眠たくなる、活字アレルギー・・・。
本には、いろいろなジャンルがあります。小説などの文学書、啓発本などのビジネス書。。。
それらの本を読まずして朝礼に活かす方法をこのページで解説しています。
朝礼ネタで困っている方、本を読むのが苦手な方は是非この方法をお試しください!
目次
本を読まないで朝礼スピーチに活かす方法をお教えします!
朝礼スピーチネタで本の感想は鉄板!
他の人のスピーチを聞いていると、話題の本や歴史・伝記、ビジネス書の内容についてや感想を述べている方が結構な数いらっしゃいます。

「昨日読み終えた本で、この本はこういう内容だと思っていたのですが最後には思いもよらぬ・・・」という感じで、聞いていると若干引き込まれてしまいますね。
ネタバレ的な内容のときもあるのでその辺は気を付けないといけませんが、それでも読書が好きな方は、本を読んだという実体験やそれで自分がどう感じたかをスピーチネタにすることができます。うらやましいかぎりです。
しかし、この本の感想も同じ本なら2回までです。以前、聞いた本の感想を、また、聞きたいと思う人は少ないはずです。なので、1冊の本で、読書感想文を朝礼ネタに出来るのは2回くらいまでです。本を朝礼ネタにするのも案外、大変かもしれません。
しかし、読まずに朝礼ネタにする方法は、それ以上に朝礼ネタとして使えます!
本が読めないなら漫画で見る!

多くのビジネス書が漫画版として出版されている
なんだ漫画のことか・・・。と思われるかもしれませんが、これは軽度の本が苦手な方に対して有効です。
特に小中学生向けの歴史解説や世の中のことを解説した漫画版は大人が読んでも そこそこのレベルがあり感心する内容になっています。
活字が苦手な方もこれで大丈夫!かもしれません。ニュアンスなどは人物の表情が出てくるので、漫画の方が読み取りやすいですね。

本読まないで、読めない単語を抜き出す!

たとえば、三国志のような文学書であれば、難しい感じが頻繁に出てきて内容がぎっしり書かれています。
これを、じっくりと読むのではなく、パラパラとめくる感じで見ていきます。
本の内容はなんとなくわかるかもしれませんが、それよりも読めない文字を見つけます!
たくさんの漢字が出てきます。人名はおいといて、読めない漢字や難しい熟語などを引っ張り出すという感じです。

漢字を書き出していると学生気分に・・・
- 見つけた熟語などはノートに片っ端からメモっていきます。
- 読まない!パラパラ見ていく!
- 読めない字や分からない語句、初めて見る言葉などを見つける
- 全部ノートに書き抜く!
そのあと、それらの意味や分からないことを調べていきます。
人間は興味を惹かれたことや、分からない点が、そのままになることが嫌な生き物なので「調べる」「検索する」という作業は案外、苦痛ではありません。不思議ですね。

FirmBee / Pixabay
調べていくと、一つの語句や言葉からたくさんの情報が芋づる式に出てきます。なかには使えないような簡単な情報もありますが・・・。
「なるほど!」と思ったことや「これは覚えておこう!」と思ったことは赤ペンでマーキングしたり、スマホでメモれば自分だけのオリジナルネタがどんどん増えていきます。
これは確実に朝礼ネタとして使えます。誰かに話したくなるネタは自分でどんどん膨らますことができます。人をビックリさせたり、人に興味を持ってもらうには、どう話をすればいいか?話の順序や構成はどうしたらいいか?などを進んで考えるようになります。
参考
人間は周りの人から注目を浴びることで、自分の人気度を計ったり、グループ内での自分のステータスを上げたりします。(すべて自己満足ですが・・)
なので、話したくなるようなネタは、他人からリスペクトされやすいと自分で勝手に考えるので、積極的に「スピーチネタ」を一生懸命、磨いていきます。
同じようにビジネス書・啓発本でも使える!
つぎに「人を動かす」などのビジネス書や啓発本ですがコチラは海外の方が書いたものが多くあり、英語(カタカナ)が多いのが特徴です。日本人が書いてもこの分野はカタカナが多い!

スティーブン・Rコヴィーの著書に「7つの習慣」という有名な本がありますが、この本の中では、「妥協でシナジーは生まれない」「シナジーを創り出す」など「シナジー」という言葉が多く使われる章があります。
ここでいうシナジーとは、「個々の総和よりも大きな成果を生み出すこと」
つまり1+1=2ではなく、3以上になるという考え方。2人が話し合って、2つの答えが出た時に、1人が意見を押し切ったり、逆に片方が意見を言わず妥協してしまったら、せっかく2人いるのに答えは「2」どころか「1」になってしまいます。
これでは2人で話し合った意味がありませんね。むしろ一人で考えたほうがいいかも。
シナジーを創り出すとは、第三の答えを導き出すことです。
建設的な新しい答えを見つけ出すことです。自分が絶対正しいと思っている人や相手の意見を打ち負かしてやろう!と考えている方には到底無理なことです。
よくTV討論番組を長時間やっていますが、自分の意見を言うだけで結局最後に何も決まらない、まとまらないというのが通例です。スティーブン・Rコヴィー氏はこういうことがダメだと言っています。
同じゴールに向かっている異なる意見のどちらかを選ぶのではなく第三の答えを見つけることが大事だと提唱しています。。。。。。

面白そうな話でどんどん膨らんでいきます。たった一つの分からない単語や文章からここまで広がっていきます。
上記の例にしても、話す人によって、たとえ話や構成も変わってくるので、頭の中で自分だけの!オリジナルのスピーチ原稿が出来上がります。
本を読まなくても、その言葉に興味を持ち、調べることで質の高い自分だけのネタができあがります☆
まとめ
本を読まないで朝礼スピーチに活かす方法
- 本を読まずにパラパラめくって分からない言葉や初めて見る興味のある言葉を見つける
- 全部ノートに書き出す!特に興味を示す言葉をマーキング!
- 調べる!知りたいという欲求が納得するまで、どんどん調べる!
- 話したくなるネタが出来上がる!
▲まとめるとこんな感じですね。
本を読まずに朝礼のスピーチネタにするは高校で学んだ
「本を読まずに朝礼のスピーチネタにする」は、もともとは高校生の時に自分が教わった方法です。もちろんスピーチのためではなく、「本を読まないで勉強する方法・賢くなる方法!」と先生はおっしゃっていましたが。。。

でもこれをやってきたことで、自分はたくさんの語彙を覚えたし、意味の分からないカタカナ、読みにくい熟語、始めてみる故事、漢字の由来などに興味を持ち、プチ博学的な知識を得ることができました。これらの知識はいろんなところで活躍しています。
もちろん、スピーチネタにも十分活用できます。そしてこの方法は豆知識が増えるだけでなく、「分からない」>「調べる」>「覚える」という流れを作ります。
強制ではなく自分が興味を持った語句を調べていくので苦痛でもなく、脳の訓練にもなります。さらに好きなことや興味のあることは、忘れにくいという特長を持っています。
いろんな場面で豆知識がパーツとなって役に立ちます。いろんな引き出しがあると、モノを見る切り口が増えて、他人とは違うアイデアが浮かんだりします。
本を読むのが苦手な方は、スピーチのためだけでなく、自己啓発としても、この方法を一度試してみてください。おすすめできます!